1893年にフランスの科学者であったモアサンがアメリカのアリゾナ州北部に激突した隕石から発見したのがモアサナイトの始まりです。
徹底的な調査の結果その物質は炭化ケイ素(SiC)であり、ダイヤモンドと同じ炭素(C)を含んでいることがわかりました。このように、天然として存在するモアサナイトは非常に希少なものでした。そのため、合成モアサナイトの研究が進められ、最終的に1998年に合成モアサナイトが世界に紹介されました。当時は技術的に製造は簡単ではなく非常に高価なものでしたが、現在では技術が進み、価格も安価になりました。
隕石が運んできた奇跡の宝石、宇宙からの贈り物として、ここ数年でアメリカなどではファストファッションからブライダルまで爆発的な人気となり、全く新しい唯一無二のジュエリーとして人気を集めています。