モアサナイトは、ダイヤモンドと同じように無色透明で虹色に輝くことから、婚約指輪にも使われる合成石です。アメリカでは婚約指輪として人気で、日本でも婚約指輪にモアサナイトを使うかを、迷っている方もいらっしゃることでしょう。モアサナイトが、婚約指輪におすすめな4つの理由を解説します。
モアサナイトは、宇宙から地球に飛んできた隕石の中に、偶然入っていた鉱石です。天然のモアサナイトは、隕石の中にしか存在しません。宇宙からのプレゼントともいえるモアサナイトは、ダイヤモンドと見分けがつかないくらい似ているため、婚約指輪にもおすすめです。
モアサナイトが婚約指輪におすすめな4つの理由
モアサナイトの婚約指輪を購入するか迷っている方もいらっしゃるでしょう。モアサナイトが婚約指輪におすすめな4つの理由を解説いたします。 モアサナイトの魅力を知り、納得してモアサナイトの婚約指輪を選んでください。
1. ダイアモンドよりも価格が安い
何といってもモアサナイトの魅力は、価格の安さでしょう。同じ大きさのダイヤモンドと比べると10分の1以下で購入できますし、石の大きさに比例して価格差は広がるため、サイズによっては50分の1以下の値段で購入できます。ダイヤモンドの婚約指輪が高額なために諦めてしまった方は、ぜひモアサナイトを検討してみてください。
2. 輝きの強さ
輝きの強さも、モアサナイトの大きな魅力のひとつです。輝きが美しいダイヤモンドよりも光を分散する力が約2.5倍であるため、輝きも2.5倍だといわれています。
3. 耐久性
石の表面の傷つきやすさを表すモース硬度によると、ダイヤモンドの数値が10で、モアサナイトは9.25~9.5とされています。モアサナイトは、ダイヤモンドの次に硬い宝石なのです。 また、ダイヤモンドは油に弱いですが、モアサナイトは油にも強いため、メンテナンスのしやすさも特徴です。透明感のある美しい輝きを長期間保てます。
4. クリーンなイメージ
ダイヤモンドの採掘現場では、子どもが働かせられるなど、児童労働や強制労働が問題となっています。採掘場の周辺で生活する住民が強制退去させられるなど、人権問題も起きています。 そのため近年ではアメリカを中心に、ダイヤモンドは使わないという女性が増えてきています。モアサナイトは人工石のため、そのような問題とは無縁でクリーンなイメージなのも魅力です。
モアサナイトが婚約指輪には「ナシ」と思われているワケは?
日本では婚約指輪=ダイヤモンドという思い入れが強い方が多いこと、人工の石に対してまだまだイメージが悪いということが、モアサナイトが否定的に考えられてしまう原因です。 石のついたアクセサリーは、天然石でないと恥ずかしくて使えない、と考える女性も多いのです。とくに年齢を重ねるほど、そのように考える方が多くなり、モアサナイトの婚約指輪は「ナシ」と思われてしまいます。 しかし、すべての女性が天然石にこだわるわけではなく、一定の品質さえあればダイヤモンドでなくともよいと考える方もいらっしゃいます。また、カジュアルなファッションが好きな方の場合は、普段の服装にダイヤモンドは合わないので、必要ないと考える方も。婚約指輪よりも、新婚旅行や新生活にお金をかけたいと考える方もいらっしゃいます。このように、婚約指輪に否定的な方には、男性からモアサナイトを提案すると、喜ばれるかもしれません。
モアサナイトの婚約指輪を購入するときのポイント
モアサナイトの婚約指輪は、女性に相談することなく男性が勝手に決めて購入することは、おすすめできません。必ず、女性に相談してから購入することが、大切なポイントです。 しかし、プロポーズの際にサプライズで、婚約指輪の箱を「パカッ」と開けてプレゼントをしたい、と考える男性もいらっしゃることでしょう。サプライズ用にモアサナイトの婚約指輪をプレゼントし、後日2人でダイヤモンドの婚約指輪を買いに行く、という方法もあります。
モアサナイトは婚約指輪にもおすすめ
モアサナイトはダイヤモンドと比べて、価格が安い、輝きが強い、クリーンなイメージなど、多くの魅力があります。 アメリカでは婚約指輪に人気で、近年では日本でもモアサナイトが注目されつつあります。モアサナイトは婚約指輪におすすめの宝石ですので、迷っている方はぜひ一度、店頭で実物を見て決めることをおすすめします。
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